今回は愛知県岡崎市の”旧本田忠次邸”へやってまいりました!
場所は岡崎市の東公園の南側駐車場の入口すぐ横。
車の方は東公園駐車場に止めて歩いてすぐです。
まずは案内表示板を発見。
そもそも本田忠次なる人物は誰かということが書いてあります。
本田忠次は旧岡崎藩主の末裔だそうで、この建物も東京世田谷にあったものを一部移築したのだそうです。
庭には天使の像と泉。
自宅にこれがあったということは、かなりの人物であったことはうかがえますな。
まずはエントランスから。
入館は無料です。
無料施設にもかかわらず、説明してくれる方も常駐しています。
まずは応接間へ。
調度品は時代を感じるものの、深みのあるつくり。
ソファーは係員の方から「座ってもよいですよ」と言われたので座ってみました。
驚くほど体が沈み込んで、偉い人になったような気分になりましたよ。
ああ、もう動きたくない・・・。
きっとこれ、人をダメにするやつです(-_-;)
ああ、よくドラマなんかで見る長テーブル。
お金持ちの家にはこれがあるイメージですな。
さらに進んでいくと、トランクを発見。
本多忠次氏の持ち物だったそうですが、長年「開かずのトランク」として置いてあったそうです。
それが近年、テレビ番組の企画としてプロの鍵師のかたが開錠に成功したそうです。
結局中身は何もなかったそうですが、当時の空気が入っていたんでしょうね。
こちらは1階のテラス。
建物が少し高台にあるので、日当たりは最高です。
ここで読書や転寝でもしていたら天国でしょうな。
浴室も当時のものを再現。
タイルづくりで、浴槽は現代のものよりかなり深めです。
ステンドグラスの窓が素敵ですよ。
では階段を上がって2階へ行きましょう。
まずは寝室。
当時のすでにベッドだったということを考えてもハイカラだったんでしょうね。
2回にも浴室。
トイレもありますね。
便座が木製なんですねぇ。
この浴室のステンドグラスがとってもかわいいです。
浴室や階段の明り取りの窓がほとんどステンドグラスになっていることからも、装飾に価値がある建物だったんでしょうね。
こちらはおそらく家主の書斎だと思われます。
こんなところで仕事していたらさぞかしはかどる・・・もしくはよく寝れる!?かも。
明るくて気持ち良い部屋です。
2階には和室も。
三間が続きになっており、広々とした開放的な和室です。
まさに和洋折衷の建物ですね。
和室の窓からは先ほどの泉が見えます。
この旧本田忠次邸、国の登録有形文化財に登録されたそうです。
東公園に来た際にはぜひともこの建物を見てもらいたいですね。
特に調度品やステンドグラスは一見の価値ありだと思います。
フォトスポットとしても抜群ですよ。
旧本田忠次邸
愛知県岡崎市欠町字足延40番地1
0564-23-5015
開館時間 9:00~17:00
月曜・年末年始休館
入館無料
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