さて、今回やってきたのは愛知県豊橋市の”二川本陣資料館”です!
二川宿は東海道33番目の宿場町。
江戸方面から三河に入って最初の宿場町です。
広重の「東海道五十三次」では柏餅屋が描かれていますね。
かしわ餅は遠州の白須加と、この二川の間あたりが発祥なんだそうです。
まずは入り口から。
右手の小窓が受付です。
入館料は一般大人400円、小中高校生が100円です。
案内図で見ると、なかなか広そうですよ。
まずは2階へ。
当時の道中の様子を再現した人形と風景。
まずはタイムスリップした気持ちになりましょう♪
江戸と京都を結ぶ東海道の立体マップ。
他にも歴史好きにはたまらない資料が多数。
1回に戻ってくると、二川宿のジオラマ。
ここで、当時の町の人々の暮らしをドラマで再現しています。
ジオラマと連動していて、なかなか面白いですよ。
子供たちが遊べるような本や昔の遊び道具なども。
こちらは版画。
三色のそれぞれのインクで髪に合わせると・・・。
出来上がり♪
・・・ちょっとずれたかな?
こちらは大人も楽しめるすごろくクイズゲーム。
東海道をすごろくで旅します。
二人対戦もできるので、いい大人が結構盛り上がってしまいました(;^_^A
立派な装飾を施した籠。
大名行列の当時の様子がわかる展示がほかにもたくさんあります。
豪華だったのでしょうね~。
さて、資料館を出て今度は本陣へ。
主屋など、江戸時代当時の姿を再現した建物です、
大名や公家などが宿舎として使った建物だそうです。
まずは正面から。
この家紋は、吉田城城主の大河内松平家のものだそうです。
上段の間。
他の部屋と比べても一段と豪華な部屋です。
当時のセレブの最高峰クラスの方が泊まった部屋なんでしょうね。
庭も風情があります。
大きな蔵が見えますね。
右手のほうに見えるのは・・・?
雪隠でございますな。
風情のある庭を見ながら用を足していた・・・わけではないのかな(;^_^A
上湯殿。
位の高い人でも当時はこれくらいの桶風呂に入っていたのですね。
今ではかえって斬新です。
大名行列の一行が宿泊したとなれば、炊事の仕事も半端じゃなかったでしょうね。
釜が5つならんで入りますが、それでもてんやわんやしたのでしょうね~。
さて、本陣を出て次は隣接の旅籠”清明屋”へ。
先ほどの本陣は高貴な方の泊まる場所でしたが、今度は庶民の宿泊施設です。
お、先客がだれかいらっしゃるようで・・・。
ここまで歩いて見えたお客様のようですね。
こちらは車で来ました。
足を洗うほど汚れていませんのでこのまま中へ入りましょうか。
わらじを発見。
当時もサイズやメーカーなど、いろいろあったのでしょうか。
ブランドとか・・・(*´Д`)
こちらはやはり庶民の間、一部屋づつもそれほど広くないですね。
作りも質素です。
お庭はきれいに手入れされていましたよ。
さて、資料館を出て最後は高札場。
幕府や大名が出したお触れ書きや禁止令などを札に書いて人目のつくところに掲げたもの。
歴史好きならずともじっくり楽しめる資料館でした。
宿場町巡り、やっぱり楽しいですよ~(^^♪
豊橋市二川宿本陣資料館
愛知県豊橋市二川町字中町65番地
0532-41-8580
開館時間 9:00~17:00(入館16:30まで)
月曜(休日の場合は翌平日)・年末年始休館
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