金シャチ横丁、前回の義直ゾーンに続き、宗春ゾーンへやってまいりました。
宗春ゾーンは名古屋城の東門近く、地下鉄市役所駅のすぐそばにあります。
義直ゾーンが定番中の定番の名古屋めしの店が並んでいるのに対し、宗春ゾーンは比較的新しいグルメの並ぶスポットになっています。
お店の外観も近代的、和モダンを感じさせる作りのお店が並んでいます。
物珍しさもあって、この日もたくさんの方が足を止めてメニューを物色していらっしゃいました。
よく対比される将軍徳川吉宗の質素倹約を重んじる幕府の財政改革に対して、宗春は自由人らしく祭や芸事を奨励。
そうした文化の発展から尾張藩の経済の立て直しを図った人物。
吉宗の芸事緊縮令により江戸や上方の芸人たちが出番を失い、名古屋へ集まってきたことから名古屋のまちは賑わっていったそうです。
型破りで奇抜、人命を重んじた領民の人望厚い大名だったそうです。
地下鉄市役所駅から宗春ゾーンへ入ると、まず見えてくるのが”SHIRO MACHI GRILL”。
お酒と地元野菜のスローフードのお店です。
週替わりのメニューなど、ちょっとおしゃれな雰囲気。
ゴールデンウィーク中だからでしょうか、「売り切れの可能性があります」と書いてありますね。
このお店に限らず、メニューボードにこうした書き込みがありました。
次は”あんかけ太郎”。
名古屋めしでも親しみやすいのがあんかけスパ。
そのあんかけスパの専門店です。
錦や栄にも店舗があるので、ご存知の方も多いはず。
金シャチ横丁の中でもわりとリーズナブルな価格設定。
ピリ辛なあんかけはハマるとどんどんクセになりますよね。
続いては、”ポークレストラン岳家”。
コース料理の他、一品物のカレーライスなども。
ワインをたしなみながら、ポークジンジャー(生姜焼き)というのもオツかも。
赤身の旨味と上質な脂身のあるポークだそうですよ。
名古屋を代表するラーメン店のひとつ、”フジヤマ55”。
麺処名古屋ではラーメンもハズせないですよね。
濃厚つけ麺が看板商品。
二日かけるというこだわりのスープと、職人が打つこだわりの麺。
中でも”海老つけ麺”は金シャチ横丁限定!
こちらは”vegetable cafe & seafood bar saien”。
オーガニック野菜のチョップドサラダのランチが人気の店。
中でもこのお店で話題なのは、上の二つのテイクアウトメニュー。
上は脱皮直後の柔らかい甲羅の蟹をまるごと使った”S.S.Cバーガー(soft shell-crab Burger)”、980円。
見た目のインパクトも抜群で、お店の前で箱入りで販売されていました。
そしてこの日、かなりの長い行列を作っていたのが下の金箔が貼られた”金シャチ横丁ソフトクリーム”、980円!
購入した人のほとんどが金箔ソフトクリームを手に取って自撮りしていました。
続いては、”創作串揚げ つだ”。
ミシュランで星を獲得したお店で修業を積んだ店主がひらいた串揚げのお店。
すでに東区、中区に2店舗を経営されているとのこと。
そして最後は”POP-OVER”。
ステーキ・ハンバーグの肉料理と、ポップオーバーがメインのお店。
さて、ポップオーバーって何だろうな?
と思ってみていたところ、軽くて空洞のあるパンの一種だそうです。
カリカリに焼いたシュークリームの皮のような、中がふわふわで外はパリパリ、塩味のあるパン。
こちらのお店にはテイクアウトコーナーもあり。
ポップオーバーのサンドウィッチや、忍者の形の可愛らしいアイスクリームも。
ということで、駆け足ながら金シャチ横丁宗春ゾーンをぶらりしてみました。
ゴールデンウィークに突入中ということもあって、どのお店も行列ができておりなかなかの混雑ぶり。
宗春ゾーンには、次の定番名古屋めしをねらう新風がひしめき合っているということで、どのお店も趣向を凝らしたメニューで見ているだけでも楽しいものでした。
足繁く通って全店制覇!という強者もあらわれるでしょうが、遠くから観光で立ち寄った方には何を食べようか迷うところでしょうね。
これからの名古屋観光の目玉になるであろう金シャチ横丁、今後の発展も期待大です。
金シャチ横丁 宗春ゾーン
愛知県名古屋市中区二の丸1番
営業時間 10:30~22:30
駐車場 名城公園二の丸東駐車場8:30~22:30(普通車30分毎180円)が最寄りです
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