中山道鵜沼宿でぶらり宿場町散歩 鵜沼宿 岐阜県各務原市
今回はこの鵜沼宿で見どころを探してぶらり散歩してみようと思います!
国道21号線よりやや北上、すぐ見えたのがこの石柱。
「是より東尾州領」。
ここに移設されてきたもののようですが、尾張と美濃の境目だったんですね。
お、宿場町によくあるやつですよ。
何が書いてあるのかはわかりませんでしたが、なんかこれ見るとワクワクするんですよね。
昔の掟書などを木の札に書いて人が集まるところに掲げたもの。
”高札場(こうさつば)”というんだそうです。
すると、いきなり何やら立派な門が。
なんとも重々しいかまえの門ですね。
奥は駐車場のようですけど、これは?
なんと、”旧大垣城鉄門”らしいですよ。
移築されるときに、大垣城の本丸の門であることが分かったのだとか。
市の指定重要文化財です。
「脇本陣」とは、ざっくり言えば本陣の予備的施設のこと。
この中は無料で公開されています。
見上げると大きな”うだつ”。
立派ですな~。
この施設は資料をもとに復元されたものだそうです。
建物自体は木の香りがして新しくてきれいでした。
なんとも風情のある日本建築ですね。
お庭がとっても落ち着いた雰囲気です。
すると、こんなものを発見。
何だろう?
なんと、あの芭蕉の句碑だそうです。
気に書かれた文字はほとんど読めませんでしたが。
そこから外へ出ると、同じ芭蕉の句碑が新しく建てられていました。
”ふく志るも喰へは喰せよきく乃酒”とあります。
「ふく志る」とは、「ふぐ汁」のことだそうで、「ふぐ」はこの辺りではナマズのことだそうです。
ふぐ汁を食べるなら菊酒もいっぱいやらんとなぁ・・・という意味でしょうかね?
この時は工事中でしたが、大きさと重み、その姿は圧巻です。
さて、その脇本陣の隣に鳥居が見えました。
”二ノ宮神社”とありますね。
運動不足のなまった体には石段がきつそうですが、あがってみましょう。
すると見えてきたのはこちらの神社。
祭神はクニサヅチノミコト。
拝殿は登録有形文化財で、その石垣の左下に何やら洞穴のようなものが。
こちらは古墳だそうです。
”二ノ宮神社古墳”とありますね。
神社の中にそのまま古墳がむき出しになっているとは。
めずらしいですね。
マップを見てみると他にも見どころはいろいろありそうです。
ゆっくり回っても半日あればじゅうぶん見られるので、手軽な散歩コースとしてもちょうどよさそうですよ。
058-379-5055
開館時間 9:00~17:00
入館無料
月曜・祝日の翌日休館
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