太田宿は中山道六十九次の東から五十一番目の宿場町。
ここは、その太田宿の歴史文化を紹介している施設です。
太田宿といえば中山道の難所の一つ、太田の渡しのあった場所。
難所の太田の渡しを抜けて、次の鵜沼宿へつながります。
鵜沼宿へ行った時の模様を参考までに⇒http://hirokuma-sensei.xblog.jp/article/463160110.html
まずは井戸を発見。
ポンプを動かすと、ちゃんと水が出てきました。
子供たちが遊べるような昔懐かしい遊び道具。
今でも健在なんですね。
無料で貸し出ししていましたよ。
こちらはなにやら昭和風の建物。
”糸遊庵”と名前が書かれていました。
その家屋の一部を美濃加茂市が譲り受け、一部を再現したものだそうです。
さあ、では会館の中へ。
お土産物の販売もしているようですね。
地元産の野菜なども。
近所の奥様方が買い物に来ていらっしゃいました。
その奥に展示室を発見。
入場無料です。
建物の中に当時の街並みが再現されています。
壁や小窓などに開設やクイズなどがありますよ。
当時の太田宿本陣のジオラマ。
かなり広かったことがわかりますね。
映像で中山道について学ぶことができます。
映像は3種類用意されていて、各10分前後。
”皇女和宮の夢街道物語”を拝見しましたが、お子様にもわかりやすくアニメーションで作られているので自由研究などにちょうど良いかも。
木彫りの船の模型。
この船で川を渡っていたのでしょうか・・・。
ほかにも多くの展示がぎゅっと設置されているので、なかなかの見ごたえがありました。
しっかり見て回って30分ほどでしょうか。
会館の中には食事処もありました。
定食がメインのようですね。
ほかにも、モーニングサービスもやっているようですよ。
会館の裏手にやってきました。
昔の人はこの大きな川を、あの小さな船で渡っていたんですね。
こりゃ難所ですわ。
まず、太田宿中山道会館のすぐ向かい側にある”本陣門”。
太田宿の本陣で唯一現存しているものだそうです。
門だけが切り取られているので心なしかこじんまりした印象がありましたが、そのたたずまいは重みがありますね。
さて、中山道会館を出て街並みを散策。
すぐ隣にある”旧太田宿脇本陣林家住宅”へ。
無料で一般開放しているということで、見学させてもらいました。
水場の下、砂利の敷いてあるところは水琴窟になっています。
水を柄杓ですくってかけてみると、なんとも涼しげな水滴の音が楽しめました。
さらに歩いていくと、お休み処を発見。
”太田宿旧跡小松屋吉田家住宅”とあります。
昔の宿場の旅籠のようですね。
ここにも展示が。
建物の中を通り抜けて、裏庭へ出ることもできますよ。
その旧跡小松屋の隣にあったのが”龍興山祐泉寺”。
とってもきれいなお庭が印象的でした。
最後に、なんとも『映え』そうな花屋さんを発見。
このお店、”宝造園生花部”というお店だそうです。
ちなみに、店先のわんこは本物です。
カワイイ。
このほかにもまだまだ見どころがありそうです。
太田宿中山道会館で無料のレンタサイクルもあるそうなので、自転車でいろいろ見て回るのもいいですよね。
駐車場も見学も無料のスポットが多いので、ぶらぶらと散歩に来るにはとってもいい場所でした。
さあ、次の宿場町へ行きましょう!
太田宿中山道会館
0574-23-2200
開館時間 9:00~17:00
年末年始・月曜休館(祝日の場合は翌日)
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