たべりゃあ、あそびゃあ、ひろくま先生のブログ

愛知を中心にあちこち食べ歩いたり遊びに行ったりしているブログです

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知立の三河八橋でかきつばた 史跡かきつばたまつり 愛知県知立市

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今回やってきたのは、愛知県知立市の”八橋かきつばた園”です!
毎年、4月末から5月上旬にかけて「史跡八橋かきつばたまつり」が行われる場所。
無量寿寺”というお寺もありますね。
今年(2019)のまつりの期間は4月25日から5月19日。
「かきつばた」といえば、愛知県の花としても有名ですね。
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数年前に訪れた時には害にあったそうでほとんど咲いていませんでしたが、今年はまずまずではないでしょうか。
きれいな紫の花が見えますね。
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この三河八橋のかきつばたは、花札の「杜若と八橋」のモデルになった場所とか。
約三万本のかきつばたが植えられているそうです。
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そして八橋でかきつばたといえばこの人。
平安時代歌人、稀代のプレイボーイという在原業平さんでございます。
伊勢物語の主人公ともいわれる方ですね。
業平像の隣には「からころも~」の句碑があります。
”からころも
 きつつなれにし
 つましあれば
 はるばるきぬる
 たびをしぞおもふ”
それぞれの句の頭を読むと”かきつばた”となるという、あれですよね。
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こちらにある小さな二つのお墓。
ここに、この地名が”八橋”となった由来が書かれています。
かいつまんで言うと、この地で川に流されて亡くなった二人の子供を供養するために、子供の母親が上流から流れてきた八本の流木で橋を作ったということらしいですね。
ちなみにこの”八橋”、京都土産の定番、”八つ橋”の名前の由来ともいわれています。
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そういういわれがあるからなのか、かきつばたまつりの会場では西尾八つ橋が販売されています。
このかきつばたの時期だけ、京都から販売に来るそうです。
これはその中から、この会場限定の”かきつの香り”です。
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かきつばたらしい紫の色。
中は白あんで、甘すぎないすっとした甘みが特徴ですね。
この時期にここでしか買えない八つ橋ですから、会場へ来たらぜひとも味わいたいものですよね。
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八橋かきつばた園
愛知県知立市八橋町寺内61-1
0566-83-1111(知立市観光協会
2019史跡八橋かきつばたまつり期間:4月25日~5月19日
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