今回やってきたのは愛知県安城市にある和食のお店”釜の座”です!
ほとんど目立った看板もなく、知らなければ何のお店かわかりにくい店構え。
それでもたくさんのお客さんが順番待ちしていました。
ひさびさの来店です。
お店の方に来店を伝え、車で順番を待つことしばし。
ランチメニューは1種類のみ(税込2,000円)。
月ごとにメニューは変わるようですね。
そしてごはんを選べます。
ごはんはおかわりできて、最初とは違うごはんを選ぶこともできます。
そして登場、三段重です。
花が一輪添えられていて、”和”の心遣いが感じられますね。
ちなみにこの花は持ち帰りできます。
お重を並べるとこの通り。
見た目にも楽しみになりますよね。
まずは一の重、「鶏つくねの豆腐白玉包みナッツ入り梅酒あんかけ」。
もちのような白玉で包まれたつくね。
ナッツのコリコリとした食感があります。
あんかけの旨味がご飯に合いますよ。
二の重は「旬のお造り」
かつおとなすの和え物です。
細切りの野菜のシャキシャキした食感とかつおの味は絶妙。
なすも水臭さがなく、すっと食べられました。
そして三の重は小鉢が4種類。
左上が、ジャガイモよりもじゃがいもの味が効いていて青のりの味がしっかり感じられる「新じゃが芋寄せ、生青のりのジュレ」。
右上が、バジルの風味と味噌の味が印象的な「長芋とトマトのバジル味噌田楽」。
左下が、しっかりした歯ごたえのある高野豆腐と柚子こしょうがさっぱりした後味の「冬瓜と高野豆腐の柚子こしょうおろし酢かけ」。
右下が、梅の風味とこうばしい黒豆の食感がアクセントの「梅白和え」。
そしてごはん。
こちらは「野沢菜とちりめんじゃこ混ぜご飯」。
塩味があって、野沢菜のジャキジャキした食感とちりめんじゃこの味がいいですね。
右は大根の漬物と、珍しいブロッコリーの酢の漬物。
どこにも手を抜いていないことが感じられますね。
こちらは今月のごはん「とうもろこしと新生姜のごはん」。
とうもろこしのプチプチしたはじける食感と新生姜の風味がクセになるごはん。
こちらは「甘辛く炊いたひじきの混ぜご飯」。
まさに”甘辛”なひじきの味つけがしっかりご飯に染みています。
そして真打登場、「釜炊きの白いご飯」。
おこげは入れるかどうかを選べますが、ぜひとも欲しいですよね。
白いご飯だけでもおかずいらず。
これだけで食べられます。
味噌汁にもこだわりあり。
味噌は京都のものだそうですが甘味ではなくしっかりした塩味で、具材は豆腐ともずく。
浮いている緑のものはオクラをすったものです。
そして最後はデザート。
ここにも”和”のテイストがふんだんに。
杏仁豆腐の上に、枝豆と小豆のゼリーの二段重ね。
甘さは控えめでフルフルと涼し気。
さらに驚きなのが添えられているのはきゅうりのコンポート。
甘味が強くありますが、どことなくきゅうりの青い風味がしてくるのが不思議な味です。
どこまでも和食にこだわりを持って、最後までいろいろと楽しませてくれるお店。
女性に人気なのもうなずけますが、男性にはごはんだけでも楽しめるはず。
ちょっと落ち着いて贅沢したいときにはぴったりのお店ですね。
釜の座
愛知県安城市城南町2-11-2
営業時間 11:00~14:30、17:00~22:00
水曜定休
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